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未熟児 (岩波新書)

山内 逸郎
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未熟児 (岩波新書)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:岩波書店
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未熟児 (岩波新書)のカスタマーレビュー

「日本の未熟児保育の歴史を学べる本」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-08-23

 序章の未熟児の定義や特徴、未熟児の生まれる原因などの解説の後に、著者の昭和22年の小児科医としてのスタートから1991年までの未熟児保育の取り組みが「未熟児物語」として語られていきます。内容は手作りの保育器の時代の話や半脱脂乳に関するもの(著者の反省を隠すことなく紹介)など、未熟児保育のパイオニアといわれる著者ならではの興味深いものが続きます。そして「未熟児保育の今後」で書かれた被虐待時症候群や「未熟児に特有の疾患」もわかりやすく解説されています。
 本書が発行された当時より不妊治療技術が格段に進歩した今日、多胎出産の比率が高まり、未熟児として生まれる可能性も高くなっています。多くの人に読んで欲しい本です。なお、本書で中心的に語られる国立岡山病院は、現在、独立行政法人国立病院機構岡山医療センターとなっています。