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オシムに学ぶ

ベースボール・マガジン社
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オシムに学ぶの詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:ベースボール・マガジン社
オシムに学ぶのカスタマーレビュー

「オシムサッカーがわかる書籍。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-12-09

オシムサッカーの実像は核となる部分をないがしろにして、
オシムのインタビューを散発的に流すマスコミによって断片的に
その実体らしきものが我々に届けられる。オシムの言葉は時として
難解なので、「一体オシムの目指すサッカーとは何か?」
「考えながら走るサッカーって何?」と、普通の方なら訳が分からなくなる。
この本はそのオシムサッカーの本質をわかりやすく教えてくれる。
筆者は日本で一番サッカーを知っている「ドクター国吉」こと
前ワールドサッカーマガジン編集長、現週刊サッカーマガジン
スーパーバイザーである、国吉好弘氏である。
筆者は現在も地元のチームに所属しサッカーをプレーしている。
サッカープレーヤーとしての視点を持ち合わせるサッカージャーナリスト
が果たして日本にどのくらいいるのか分からないが、希有な存在だろう。
しかし故に本書は、オシムサッカーを知りたい方、もっと広範に言えば
「サッカーを知りたい方」には座右の書となりうる。

「オシム監督についての本」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-06-29

2007年6月現在、サッカー日本代表監督をしているイビチャ・オシム監督に
ついて書かれた本です。

初めて彼について書かれた本を読みました。彼は哲学者とか、数学者みたいなことを
言われていますが本当に発言の内容は考え込まれているし、重みを感じます。

すごくサッカーに関する全てについて考えていて、ストイックに生きている人だな
と思いました。

そして彼の言葉・態度等から学べることははサッカーの現場だけでなく、
様々なところでも役に立つと思います。

「よくまとまっていて、読みやすい。章ごとに楽しめる。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-03-25

非常によくまとまっている本で、読みやすく、細切れの時間に読んでも集中や興味が途切れることがなかった。
編者が、週間サッカーマガジンという取材をし、読者に何かを届けるメディアという仕事をしていることも大きいと思った。
最終章の語録をすごく楽しみにしていたのだが、この部分は逆に編者がサッカー関係というのが裏目に出いていた感がある。
オシムファンの中には、自分も含めて、もう少し彼の人生哲学を読みたい人もいると思うのだが、語録のほうはサッカーの試合結果などによりすぎていると思った。
それでも読む価値はある。持つ価値がある本なのかはちょっと疑問だ。

「サッカー哲学を持とう」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-02-02

彼を知ったのは、ジェフの語録がアップされた頃だった。
いいことを言う監督だなと注目はしていた。
弱かったジェフを強豪チームへ押し上げ、
常に日本サッカーに提言を申していた彼が、
遂に代表を指揮することとなった。
この本には、選手、コーチ、サポーター、サッカーを取り巻く全ての人々が、
学び、成長しなければならいと説かれている。
詳しくは、本書を読んで欲しい。
オシム監督で印象的なのは、独Wカップ直前に
中田不要論が叫ばれていた頃、
きちんとくぎをさしていたことだ。
”誰かを不要という人はやがて自分がそういう立場になると。
その時、自分がどう思うか考えて欲しい”。。
日本人の流されやすい、考えの弱さを鍛えてくれているのかと思える。
今後、代表と共に、世界で活躍するべき若い人にも、自分の意見をきちんと持ち、
それを主張できる姿勢を示してくれてるのかと感じる。
脱線したが、代表がドイツで砕かれた自信や誇りを取り戻すためにも、
オシムの目指すトータルフットボールが鍵を握るのだろう。
遂に現れた本物の監督に、代表のタクトを預け、
4年後の代表の完成を期待し、本書のお薦めは☆5つ。

「やや総花的だが、オシムの全体像を掴むには悪くない」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-01-28

私はオシムのファンなので、関連書にはだいたい目を通している。
木村元彦氏の『オシムの言葉』が出版されたのは2005年のことであり、
『オシムが語る』『イビチャ・オシムの真実』といった翻訳書になると
原著が出たのはさらに以前の02年まで遡るが、
本書の出版は06年10月と新しく、そのぶんだけ
日本代表監督就任後の新しいトピックが含まれているほか、
様々なデータが目配りよくまとめられており、
オシムという人物の全体像を掴むだけなら、
これ一冊で不足はないかもしれない。

木村元彦氏の『オシムの言葉』が、
個人的な取材の成果を前面に押し出しており、
読者の感動を誘うエピソードも少なくないのに対して、
特定の著者名を冠さない本書は、より中立的な立場から
淡々と事実を語っている印象があり、
それを「思い入れが少なくて客観性が高い」と取るか、
「要領よくまとめた便乗本に過ぎない」と取るかは読者次第だが、
個人的には、林と羽生という対照的な2人の選手を扱った10章が、
本書独自の視点を感じさせる出色の出来だと思う。
(欲を言えば、山岸智にも触れて欲しかったが。)

林がオシムからその才能をきわめて高く評価されながら、
90分間にわたってプレーの質を保つことができず、
スーパーサブ的な起用のされ方が多かったために、
スタメンを求めて京都に移籍したのに対し、
「考えて走る」オシムサッカーの申し子と言われ、
代表の試合でも献身的な動きを見せていた羽生が、
「本質的にオシムさんは、技術のあるエレガントな選手が大好き」
と述べている(類似の証言は他にも数多くあるし、
そもそもオシム自身のプレースタイルがそうだった)ことは、
つねに欧州組の試合のチェックを欠かさないと言われるオシムが、
今後、彼らをどう代表に組み込んでいくつもりなのか
ということとも相まって、非常に興味深いと言える。