「いまいち」 おすすめ度:
投稿日:2008-07-14
七つの海を越えてを先に読んでから本書を手にしたが、こちらは内容的にはタイトル通りシングルハンドで挑む世界的なヨットレースであるアラウンドアローンを対象にしている。
本書を通して白石康次郎自身が行なってきた冒険の概要、経歴を垣間見れる。
冒険ものに共通する感動やワクワク感などが伝わってくるのはいいのだが、ヨットに対する知識が無いため、いまいちピンとこない。
登山や極地地方探査などの読み物のほうがより人間臭さが溢れ、臨場感が伝わってくる。
ともあれ、アラウンドアローンがどういうものか知りたい人やヨットに少しでも興味のある人には格好の題材となるであろう。
「一人の夢をみんなで共有できる。」 おすすめ度:
投稿日:2006-10-20
白石康次郎氏が選んだのは前回を上回る世界一過酷な海の冒険「アラウンド アローン」。
大海原をたった一人で駆け抜けた235日の軌跡がそこにはしっかりと刻み込まれていた。しかし、その夢を支えていたのは一人ではなく、その夢に賛同した様々な人たちとの心温まる交流も描かれている。
次のレースに出ることが決まるまでの17年間は本当に困難の連続だったとは思うが、応援してくれた小学生にとってはスタートラインに立ち、いかなる困難を乗り越えていくのかをじっくりと時間をかけて知ることが出来たことは、これからの自分の人生観を左右するほどの大きなきっかけになったことであろう(当然白石氏の心の支えにもなっていることは間違いないが)。
夢を見ることや夢をあきらめることは誰にでも出来るが、本当に実現したい夢を叶える事が出来る人がこの世の中に果たして何人いるのであろうか?17年もの間あきらめずにひたすら頑張って一つ大きな困難を乗り越えた白石氏には最大限の敬意を表したい。
ページをめくるたびに頭の中では大きく広い海の情景が浮かび上がり、先に先へと進めるうちに知らずと読み終え、久しく忘れていた熱い感情が沸き立ちました。
色々と行き詰っている人、夢をあきらめかけている人には是非読んでもらいたい一冊です。