「火の粉なんかでは死なん!」 おすすめ度:
投稿日:2005-01-02
気になってた本だったので、時間があったので一気に読んでしまった。。
野球自体はそれほど知らないのだけど、
男 星野仙一という人物に興味があり読んでみた。
一言で、久々にかっこいいと思える人の本だった。
みせかけや、偽りの人が多いように思える昨今、
やはり本気の男、燃える男と呼ばれる男の生き様、
考え方には魂を揺さぶられる。
自分も何かをしなければと、思わず影響を受けてしまう。。
有事になると異常に燃える性格。また、迷ったら前へ、
「勝ちたいんや」という意識づけ、、
特にリーダー論の考え方は惹かれます。。
自分の生き方を考えるとき。
弱い自分に負けそうになったり、
その他苦しい時の考え方の参考になるのではと思えます。
よってお薦め度は、☆4つ。。
「勇退、辞任を覚悟した、野球人としての遺言」 おすすめ度:
投稿日:2004-06-04
私は、本書発売されると同時に購入した。2003年10月15日
に購入し、その日のうちに読了した。そのとき、背筋が寒い思い
がしたのである。明らかに、これは、監督を辞めることを前提
として書かれている、と思えた。
案の定、翌々日17日には、勇退が報じられた。もう、言葉も出ない
程のショック。やっと、阪神タイガース革命が成功したと思えた矢先
の出来事。球団、フロントの改革は前野村監督末期に、久万オーナーが
前野村監督にフロントの問題を指摘され、改革へ。そして、今度は、
星野が電鉄本社にまで、球団改革の必要性の楔を打ち込んだ、そして、
補強が成功し、優勝!それなのに。もう、タイガースを見続けて、30年。改めて、阪神タイガースを見続けることは、人間は簡単に幸せには
なれない。苦しいこと、悲しいことの連続こそが人生の本質なんだと、
自虐的にならざろうえないことの悲しさ。そういう気持ちしかなかった。
でも、そういう悲劇のタイガースを命懸けで、本気で、改革に臨んだ
星野仙一の2年間の記録が本書である。監督受託の時の覚悟。それに、
勇退の最大の原因となった、自らの体調不良のことを冒頭の方に、医者とのむちゃくちゃなやり取りと見せかけて、その実、「これが辞める理由なんだ。許してくれ。」とファンに訴えている気した。
星野仙一は、「すべては運命」といって、何もかも、一旦は自分の運命と受け入れる。でも、それで納得できなければ、命懸けで火の玉のごとく燃えて、果敢にその運命に挑戦する。それが、星野仙一という人の
生き方なんだ、と改めて思えた。自分の生き方の糧、指針としよう、
と辞任が発表された日、そう思い、それが、また、自らの運命だと
思えた。
せめて、辞任の理由が、一部スポーツ紙で言われたような、電鉄本社の一部の人間との確執でないことを願いたい。もし、そのような確執があったとしても、星野仙一が体調万全なら、その確執にも命懸けで燃えて、戦ったようにも思える。また、そう思いたい。
「星野監督、夢をありがとう」 おすすめ度:
投稿日:2003-11-29
一気に読み終えてしまった。簡潔な文章で読み易かった。
随所に、星野監督のきめ細かな気配りが伝わってくる。2003年の春季キャンプで桧山選手会長が「オヤジを胴上げしたい。」と叫んだこと頷ける。
また、阪神ファンとして嬉しいのが、球団フロントが本気でタイガースを強くしようとしていたところだ。ある選手の獲得については星野監督よりも、野崎球団社長が積極的に進めたという。また、野崎社長が野球に対して勉強を重ねる真摯な姿勢も書いてある。
こういったエピソードをファンに伝えるのも星野監督の気配りであり、人情だろう。しかし、この人情を捨て切れないところが、日本シリーズで勝てない原因なのかなあとも感じた。監督続投が叶わぬならば、嗚呼、ぜひとも日本一の監督という勲章を手にして欲しかった。
「男・星野仙一の全て」 おすすめ度:
投稿日:2003-10-29
中日球団を退団し、生涯の新天地として舵取りを決断した心情が語られ星野フアン必読の一冊となっております。現代のリーダーシップ像としても大変共感する物でも有りました。
「阪神ファン以外にも」 おすすめ度:
投稿日:2003-10-15
タイガース18年振りの優勝に対する「お祭り的企画」と思って軽く購読してみたが(小生も大のタイガースファンなので)、なかなかどうして星野監督の「経営ノウハウ」が随所に鏤められている。
「結果の出ない老舗に対するアウトサイダーとしての梃子入れ策」という意味では、IBMのルイスガースナー、日産のカルロスゴーンにも通じる「共通解」がある。
「ビジョン」「覚悟」「信頼感」「情熱」「徹底」「気配り」。これらは、球界-企業、日本-海外を問わず、トップが持つべき共通のキーワードだろう。
書体が関西弁なので、ちょっと読みにくいかもしれませんが、阪神ファンなら是非、阪神ファン以外にもお勧めできる本である。