「ビジネスとしてのF1」 おすすめ度:
投稿日:2007-08-13
私たちの知らないビジネスとしてのF1が垣間見れます。いままでは、バーニー王国が牛耳ることで成り立っていたのだが、バーニーvs自動車メーカーの中で、F1をもっとオープン化していこうという流れになっている。
F1はスポーツかということで言えば、他力本願の要素が余りにも強くて、スポーツという感じがしないような気がする。むしろ、ヨーロッパの金持ちの道楽という感じがする。レーサーは、体力勝負ということと間違えたら死の恐怖というものがあることで結構大変なんだけどね。
私なんかは、毎年毎年レギュレーションが変わっているから、どういうルールが適用されているのかがわかりません。そういう変更にあわせるために、マシン制作費が高騰しているという現実があるのですね。F1がどういう方向に向かっていくのかには注目していきたい。
私が驚いたのは、優勝しても主催者側から賞金が出るわけではない。報酬は、チームからの年俸制であるという部分だ。ということは、コンストラクタポイントこそがチームにとって大事なことになる。そういう中で、ホンダ、トヨタの行方は?日本人ドライバーの順位は?スーパーアグリがどこまでやるか?見たいな事に注目すればいいのかな。
「これまでにないF1本として評価」 おすすめ度:
投稿日:2007-08-03
私自身はF1は素人ファンだが、本書は車やドライバーでなく、F1をビジネスの側面から見た内容について述べられており、実際に内部で関わりを持っていた立場から、概括的ながらわかりやすい解説がなされていて、興味深い内容であった。本当はもっと深い具体的な話を読みたかったところだが、これまでにないF1本として評価。
「目からうろこ」 おすすめ度:
投稿日:2007-05-23
あまり知られていないF1の裏側の世界が細かく記されているのだが、現場で指揮を取っていた作者の話なのでとても説得力がある。
莫大な資金を投入し、プライドをかけてレースに参戦する。ドライバーは名誉を、コンストラクターは金儲けを、自動車メーカーはイメージアップのために。そしてF1界のボスであるバーニー・エクレストンとマックス・モズレーとの政治的な問題・・・。
「F1」という巨大ビジネスの中で戦っていくことが、どれだけ大変なことなのか痛いほど良く分かる。スーパーアグリと佐藤琢磨には頑張って欲しいとこころから思う。
「おもしろかったです」 おすすめ度:
投稿日:2006-10-19
いままでのF1本とは一味も二味も違う内容です。
かなり裏側まで突っ込んだ話も興味深いですし、F1の裏側に興味のあるファンにはきっと
読みごたえはあると思います。
コレを読むとF1の表の面(普段目にするもの)と裏の面(普段決して見れない部分)が
非常に理解できると思います。
「F1は貴族のたしなみのために存在する?」 おすすめ度:
投稿日:2006-09-30
そんなところだろうなぁ、相場は。。。って感じていながら、ずーーーっとF1の世界を見ていました。
けど、やっぱり。。。なんですね。
ヨーロッパの貴族のスポーツ、娯楽という位置づけに置いておくのが、最もぴったり来る世界なんだと思います。車はアイアンホースつまり馬と思えば、貴族の持ち物という考えでピッタシって感じです。
この根本思想をバーニーはしっかり抑えてここに書かれているような形態の組織、ビジネスにしているように読めました。
車をアイアンホースと思っていない自動車メーカがその世界に入って生じる摩擦と軋轢がしっかり書かれたわかりやすい書だと思います。
2006年最終戦 ブラジルグランプリで佐藤琢磨さんは10位になりました。
F1での経験不足、マシンの古さ、不調でよい成績を残せなかったですが、最終戦で来年に力強くつながる10位の成績を残せたことは絶賛に値します。
この本の中では、そのスーパーアグリF1チームの苦悩がありありとかかれています。
スーパーアグリF1チームは、”自動車メーカ王国”日本の純正チーム。
しかしながらF1を牛耳り新しいチームの参加の可否を決めるのは貴族社会のバーニー氏、その板ばさみでスーパーアグリF1チームの苦悩の様子をこの本で読むことができました。
それでよけいに、スーパーアグリF1の、佐藤琢磨の10位はうれしい出来事でした。
本当におめでとうございます、その苦境に立ち向かう力で2007年のシーズンもがんばってください。