「今は昔」 おすすめ度:
投稿日:2005-06-16
この本に出てくる選手たちが活躍していたのは、20年以上前の時代だ。リアルタイムでわかるのはごく一部なのだが、読み進んでいくうちに何故か、頭の中で古いフィルムの映像が映し出されていく。
特に印象に残っているのは、「つぶやき」だろうか。満員の後楽園球場のマウンドの上でつぶやいている足立投手。一度も実際の映像を見たことがないのに、何故か足立投手のつぶやく姿が未だに鮮明に浮かび上がってくる。山際淳司の魅力とはそういうところだと思う。
「長編が読みたい!!」 おすすめ度:
投稿日:2003-09-03
まず言えるコトは、この作品はスポーツ好きの人間にはたまらない内容となっています。今となっては名選手と呼ばれる方々が名声を得るまでの紆余曲折が山際氏独特の書き回しで表現されています。そして、彼らの生き方が、野球で投げた投手さえが球の行き着く先がわからないという「ナックルボール」にそっくりなのです!!
短編ということで、1つ1つの話がすぐに読めるのは満足なんですが、名選手と呼ばれる方々なので、もう少し長めの話にしてくれてもヨカッタと思いました。