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F1地上の夢 (朝日文芸文庫)

海老沢 泰久
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F1地上の夢 (朝日文芸文庫)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:朝日新聞
F1地上の夢 (朝日文芸文庫)のカスタマーレビュー

「今のHonda社員に読ませたい一冊」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2008-09-08

あえて言います・・・

今のミニバンメーカーに成り下がった、ぬるま湯のようなHonda(特にF1研究部門の社員全員に)社員に是非とも読ませたい一冊です。
オヤジさんが今のホンダF1の不甲斐なさを見たら、灰皿かスパナが飛んで「やめちまえ!」と一喝されること間違いないでしょう。

この本には今のHondaが忘れている「熱さ」が余すところなく記されており、ホンダのF1チャレンジの知られざる事実を知る、数少ないバイブルと言っても過言ではありません。

「カートからF−1へ」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-05-08

 カートチームを運営しています。
 当然のことながら、カートの延長の最高峰のF−1には興味があり、友人のつてで、最近は
ミハエル=シューマッハと同じフロアに宿泊し、VIP専用通路で座席まで10分で行ってくることが出来、「鈴鹿クァガーデン」で一風呂浴びてから決勝を見るという立場にありました。
 FISCOでは一からやり直しですね。
 ま、それはともかく、HONDA第2期の連戦連勝を描いたこの作品は、その結果にいたるまでの苦心を極めて平明な文章で記載しております。

 この本を読むとキャブレターの交換もろくにしないでレースに向かう「草レース」チームのオーナーとしては、反省をせざるを得ませんね。

「F-1を理解するための必読書」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-11-26

 海老沢さんの文章は、スポーツのノンフィクションに向いている。短いセンテンスを、上手くつなぎ合わせて、わずか1行に人間の心のひだを描ききってしまう。
 「F−2グランプリ」でモータースポーツを一般に知らしめた海老沢さんが、中島悟の1987年からのF−1参戦に合わせるかのように、ウイリアムズ=ホンダチームに密着した懇親のドキュメンタリーである。
 小生、1987年の再開された鈴鹿での日本GPこそいけなかったが、もう15年鈴鹿通いしている人間だが、この本を読んでいなかったら、ここまでのめりこんだか、やや微妙という気もしないではない。

 追伸・・・この本が出版されたときにF−1は必ずしも世間的に認知されていなかったし、暴走族の延長のように思われていた。そんな中で、自身は車の運転すらしない先輩弁護士(当時62歳)に読んでもらったら、F−1のビデオを貸してくれといったのが印象的であった。御年70を超える今も、この先輩弁護士は、F−1中継を見ている。

「熱いわ!」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2004-11-17

こんなに熱くていいのかしら!!
めちゃくちゃおもしろい!!!
あたしは車好きだけど、ホンダファンではなかったの。
でも読んでみると、その血と汗と涙の濃さにビックリ。一息に読了。
その歴史、そしてオヤジ(本田宗一郎)の魂に直に触れたよう。
熱い!熱い!熱い!
この本読んで涙流して本田に就職!!

「真摯に読める」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2003-10-11

物語がテンポ良く進み、ホンダ狂ならずとも最後まで飽きずに読める。
題材はホンダF1であるが、これと同様なことは日常茶飯事であり特に珍しくもない。
仕事がどの様なものかを象徴的に記しており、個人崇拝の危うさや繰り返される歴史など、プロジェクトに関わる人間なら誰でも思い当たることの羅列である。

しかし日常の業務に埋没しそうになった時に、あえて強調された物語に自分を照らし合わせることで、短時間で自分自身を取り戻すのに有効な本である。
取材も丁寧であり、著者の真摯な取組みに感心する。
感情表現や演出を控えめに受取れば、多くの大人にも感銘を与える一冊かもしれない。