「こんなにも昔から」 おすすめ度:
投稿日:2006-08-20
紀元前の時代から行われいたかと思うととても不思議な感じがします。
古代オリンピックを歴史学の成果を踏まえてじっくり述べていてとても面白かったです。いま、われわれが知っているオリンピックとはかなり異なっていたことがわかりました。また、古代オリンピックが行われていたときにも少しずつ変わっていったことがとても興味深かった。
「概観する」 おすすめ度:
投稿日:2006-02-15
東大・桜井門下の若手研究者が総力を挙げて執筆した古代オリンピックの概説書。
2004年のアテネ・オリンピックに合わせて出版されたもの。便乗商法ではあるが、なかなか出来の良い一冊に仕上がっている。
古代オリンピックの起源、背景となる文化、競技者、優勝の持った意味など、諸側面が遺漏なく語られている。ただし、実際の競技内容については、物足りない感じ。
現代のオリンピックはアマチュアリズムのもとに行われている。しかし、古代オリンピックは決してそんなものではなかったという。それがわかるだけでも貴重な本。
「遥か昔に思いを寄せて」 おすすめ度:
投稿日:2005-09-16
古代オリンピックがどのような祭典でどのような競技が行われていたかを知るには格好の一冊だと思います。、
ただ、世界史や古代ギリシャに詳しくないと少々わかりづらい部分があるようにも思われますので残念ながら星1つ分マイナス。
「オリンピック」 おすすめ度:
投稿日:2004-10-28
アテネオリンピック開催中に読んだこともあってとても興味深く読むことができた。古代オリンピックの歴史のみを知るのであれば、他の本でもよいのかもしれませんが、その統治の文化もふくめてより深く見るためにはこの本がよいかも。
「オリンピックを世界史理解のための共通項と考えると、現代のオリンピックもまた新たな目で」 おすすめ度:
投稿日:2004-10-11
オリンピックについてその起源、歴史的意味を著者らの見解を交えて分かりやすく書かれている。オリンピックはもともと宗教的儀式であった。紀元前8世紀頃から1200年間に亙り継続的に開催されたこの行事は、ギリシャ都市国家文明のなせる社会現象の一つとして理解出来る。近代オリンピックは、もちろんこの史実に関係しているが、その関係の内容は政治的なもので学術的な忠実さには欠ける。多神教の宗教儀式である古代オリンピックがキリスト教の教義に反するため中止され、キリスト教の束縛から解放された近代に至り世界平和の必要性から再登場したことなど、オリンピックを世界史理解のための共通項と考えると、現代のオリンピックはまた新たな目で見ることが出来て面白い。