「リアルなパレスチナがここにある」 おすすめ度:
投稿日:2003-10-26
パレスチナ問題をサッカーという切り口から見るというのは、とても斬新な発想だと思います。市民レベルの内情を知ることができます。
パレスチナ・サッカーチームの監督、選手、その家族、そして、路上でボールを蹴る子供たちの声を忠実に伝えてくれています。
ワールドカップにパレスチナチームとして出場する。これが、世界にパレスチナを知ってもらう最大の手段である。こうした考えのもと、選手達は必死にプレーをし続けます。人々は懸命に生きているのに、国家や民族が他者に呑み込まれていいのだろうか、と悲しくなります。
語り口は、パレスチナ紀行という感じです。。
著者の見たもの、聞いたもの、体験したことが写実的に描かれています。まるで私も取材に同行しているような気分になります!。
それだけに、パレスチナの現状の厳しさがひしひしと感じられます。
あんなに危ない現場にもかかわらず、10回もパレスチナ取材に出向いた著者に敬服です。
「戦争より、サッカーを‥‥」 おすすめ度:
投稿日:2003-10-20
昨年の日韓ワールドカップ時に数多く出版されたサッカー本とは違いすごく内容は重いパレスチナ代表を追った本です。
パレスチナといえば過激派による自爆テロ、軍による報復攻撃などの紛争が今なお続いています。そんな中でパレスチナの人たちがひたむきにサッカーを愛している姿が思い浮かぶような内容です。
私たち日本人がどれだけ平和な環境でサッカーが楽しめているのかと考させられる。ぜひサッカーが大好きな方に呼んでいただきたい本です。