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あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキング

角田 光代
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あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキングの詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:岩波書店
あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキングのカスタマーレビュー

「シティ派が山登りにいきました」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-06-30

まず、角田さんをアルプストレッキングに誘った
プロデューサーのスズキさんのセンスに万歳。

山登り好きな人の紀行文ではないから、間口が広い。
角田さんは本格的な山装備に恐れおののき、当初のイメージと異なり、
ラララともルルルとも歌えず、雪の積もる道をただ黙々と
いろんな人に導かれ、一日を終える。

本当に山や、その土地を愛する人は、初心者を
排他的に扱うわけでなく、素直に自然に受け入れる。
山人になってもいいかも。そう思いました。素敵な人がたくさんいて。

「厳粛な気持ちになれる」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2004-08-24

トレッキングなのになんで厳粛なんだ!って言う人もいるかもしれない
でも正直な感想で、心穏やかにもしてくれます
それは著者である角田さんが、登山経験なしでトレッキングも無知で
個人的な理由2つのみでこのイタリア旅行に参加したこと
同行したガイドのマリオさんが、日本で仏教を学んだ僧侶で

かつ、現役でロッククライミングもする物静かで穏やかな人だったのも大きい
雪山をスタッフにひたすらついていく角田さん
とにかく怖い気持ちで、ひたすら足を動かす事だけに集中する
自然だけに囲まれた雪山で、マリオさんとの会話から何かを掴んでゆく角田さん
山は何故登るのか
マリオさんは何故仏教を選んだのか
角田さんは何故書くのか

山を越える毎に、角田さんの内面も殺ぎ落とされ
全ての本質が現れてきます
静謐な雪山のように、読み始めると私も心の対話に参加してしまいました
1つだけ残念だったのが、掲載されてた写真が白黒だったこと
角田さんの文章から、カラーで見たいと思わずにいられないから