「ミスとその防止策の本質が分かる」 おすすめ度:
投稿日:2000-11-22
「失敗には、エラーとルール違反があり、エラーにはミステイクとスリップがある」。とかく、マスコミ報道では、気の緩みとか、確認怠る-などと抽象的にしか捉えられていない医療事故の原因とその防止策について、素人にも分かりやすく、具体例を示して、平易な言葉で書かれた好著である。題材は信楽鉄道事故や原発事故など、医療以外の分野にも幅広く及び、個人の責任追及ではない組織運営上の防止策や提言が示されている。受験生、中間管理職などにも教訓として生かせる「ミスの本質論」ともいうべき内容が珠玉である。