「サリドマイド」 おすすめ度:
投稿日:2005-04-27
一つの物事にはこんなにも多くの事象が含まれていること、そして多角的な方向からの物事を見る(検証する)ことの重要性を改めて感じさせられました。
米国でのサリドマイド発生を防いだケルシーら英雄たちの話では、日本の厚生省を思いださずにはいられません。
また、サリドマイド児に義肢が普及しなかった話では、どんなに高度な技術をもってしても、相手の立場、相手の生活を知らないままに施される医療の愚かしさを感じさせられます。
女性エイズ患者に用いる際の差別についても考えさせられます。とにかく、内容の奥が深く、切り口が痛快でした。